続いて金管楽器です。
この表の説明は、木管楽器の投稿にあります。
言い訳になりますが、写真のチューバは私が選んだものではありません。
赴任する前から存在していた楽器です。
※機種の紹介やリンクは2025年5月12日現在のものです
楽器名 | 割り切って少しでも安く | 私のお勧め | 個人的趣味 | 備考 |
トランペット | ヤマハ YTR-2330 もっと安いトリガーが無いニッケルメッキがあったのですが、今はラインナップから外れています個人楽器を買うまでと野球応援等の屋外用に、これで充分鳴ります | バック 180 これを選べば間違いなしというベストセラーでしょう 但し初心者や呼吸法が未完成の奏者には、無理をせずヤマハの吹きやすい楽器を選んだ方が良いでしょう | バック Artisan バックの180を超える良い響きでした 所有していた部員も巡り合った部員の中でも1,2を争う優れた奏者でした | ヤマハのカスタムも良いのですが、種類が多すぎて身近で比べられないので候補から外しました |
ホルン | ヤマハ YHR-322Ⅱ 安いホルンにお勧めはありませんが、割り切らなければならないのなら、B♭シングルのこの機種でしょう 実用上、問題はありません ゲシュトップキーも付いています | ハンスホイヤー 801JMAL 801を元に日本市場向けに合理的にコストダウン(彫刻なし等)を行った製品です ツバ抜きを取り付ける改造をしてもらうことをお勧めします | アレキサンダー 303 アレキサンダーの中でもトリプル(ダブルの上)仕様です 私が高校生の時に先輩が使っていました 姉が東京藝術大学に入って新しいのを買ったので、お下がりだとか | 外国メーカーは他にも色々あります ホルトンが好きな方もいらっしゃいます 但しこちらはクルスぺスタイルという管の巻き方で、ハンスホイヤーのガイヤーという巻き方と異なります |
トロンボーン | ヤマハ YSL456G 困った時のヤマハ頼みとはこのことでしょうか 残念ながら、他にお勧めできる機種がありませんでした | バック 42B (テナーバス) バックの定番といえばこれです 間違いありません 中古で状態の良いものを、よく探してもらったものです | バック 50B3 (バス) こちらにはバストロンボーンを選んでおきました ロータリーからの管の巻き方に注意して目的に合った機種を選んでください | 他にもコーン、キューンル・ホイヤー等も好きですが、バックの安定感が断然優秀でしょう |
ユーフォニアム | ヤマハ YEP-621S 太管でないと、後々後悔するでしょう コンペンセイティングシステムではありませんが、拘らなければ問題ありません | ベッソン BE969 プロでも使っている人が多いと思われます 元々、ブージー&ホークスで出していました コルネットと合わせるなら、こちらが一番でしょう | ウィルソン 2960TA-UK 2960シリーズのうち日本国内で販売されているのは、2960UK-BSのようです | 基本的な音色が全然違います ユーフォニアムの理想の音を出せるのは、ウィルソンしかないでしょう |
チューバ | サンクトペテルブルグ 202N45 価格の割に良く鳴ります とりあえずロータリーチューバが必要なら、選択肢の一つになるでしょう | ヤマハ YBB-632S 1980年代にこの機種の前身を購入したことがあります 当時、この手の楽器を使っている所は無く、後から幾つかの全国大会常連バンドが使っているのを知って、先見の明があったと自画自賛しています | ベッソン BE994 本当はフロントアクションの機種(BE983-2-0)をお勧めしたかったのですが、現在はラインナップからは外されています YBB-632Sと同じく、ユーフォニアム等のサクソルン族との相性が抜群に良いと同時に、存在感のある響きを持っています | 外国メーカーは他にも色々あります 昔はアレキサンダーに憧れました また、オーケストラに最適な機種とは若干違うようです |
- あくまでも、情報収集が苦手な指導者向けのヒントです
- 私自身の経験から、厳選した楽器です
- 私のお勧め以上は、プロが選定した楽器をお求めください
- 正規代理店や、信頼のおける販売店(楽器屋さん)からお求めください
- 特に並行輸入品は、学校教育で使用する楽器として補償についてリスクが高いです
- ガラスのショーウィンドウ等に展示してある個体を購入するのは、リスクが高いです
- 逆にショールームを構えなかったり、倉庫から取り出し段ボールがすでに開封された楽器から、当たりを選ぶことはまずないです
- 楽器を購入してから先のメンテナンスのことも考えて、販売店を選んでください
- 将来プロの奏者を目指している方は、プロの指導者の助言に従ってください
- 暇な人は、突っ込みどころを探して笑ってください
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